税務申告書とは、企業の1年間の利益に対して発生する税金を計算するための書類のことをいいます。

税務申告書は企業形態によって異なり、法人であれば
・法人税申告書
・消費税申告書
・法人県民税および市民税申告書
・決算書
などがおもな税務申告書となります。

それに対し個人事業主の場合は、
・所得税申告書
・決算書
・消費税申告書
などがおもな税務申告書となります。

消費税申告書に関しては、法人および個人事業主に限らず一定要件を満たしている場合のみ提出が必要となるため、税務署に必ず提出する必要がある税務申告書ではありません。

税務申告書については大きな区分でいえば上記の種類のものなどだけですが、1つ1つの申告書の中に別表などがあり、それらをすべて合計すると非常に多数の申告書となります。
そのため、法人や個人事業主における確定申告手続きについては、それらすべての申告書類について正しく内容を理解しておく必要があります。

しかし、すべての申告書の内容を把握することは税務の専門知識を必要とするため、素人がおこなうことは非常に困難であるといえます。

また、税務申告書を作成することだけではなく、日々の会計処理や経営を1人でおこなうことは非常にリスクが高いともいえます。税理士などの専門家に依頼することで日々の会計業務から解放されるだけでなく、適切な会計処理のもとで最適な税務アドバイスをもらうことができます。

そういった面からも税理士などの第三者にアウトソーシングすることは作業の効率化やスマートな経営を実現できるという面でも有効であるといえます。

根来公認会計士事務所は、東京杉並区に事務所を構える公認会計士事務所です。
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